クーデター未遂事件に関するトルコ共和国外務省のメモ

7月15日夕刻、トルコ国軍の一部が、アンカラとイスタンブールをはじめ、いくつかの都市でクーデターを企てました。

事件が発生後間もなく、これは暗黒な企て以上のもので、テロリストによる企てであることが判明しました。犯人は、自国民を狙撃し、自分の司令官に刃を向け、議会と大統領府を爆撃しました。

事件の発生当初からトルコ国軍の指揮系統と軍の大半において、このクーデターの試みに反対し、対抗しました。この乱暴な陰謀に加わったのは、空軍、ジャンダルマ及び装甲部隊の一部に限局されました。警察及び検察は直ちに出動し、この企てを阻止させるためにしかるべく措置を講じました。

とりわけ、この陰謀を挫折させたのは、トルコ国民でした。国民は街に繰り出し、対抗しつつ、歴史に刻まれる結束を示したのです。勇敢にも戦車の前に立ちはだかり、自らの民主的権利を取り戻しました。

テロリストは、国営放送局(TRT)のスタジオを占拠し、民放メディアを襲撃することによって、自らのメッセージを放映しようとしました。しかし、テロリストのメディア支配は、長くは続きませんでした。トルコのメディアも、クーデターの沈静化に重要な役割を果たしたことに留意すべきです。

全政党とトルコ大国民議会議員は、一貫して民主主義、民主的政治、民主主義にもとづく制度と憲法を堅固に支持して立ち上がりました。民主主義を守るための共同声明は、7月16日に召集した臨時国会において発表されました。

テロ集団に対する作戦では、これまで6000人以上が拘束され、100人以上のクーデター参加者が死亡しました。作戦は現在も継続中です。

遺憾なことに、190人以上の国民が犠牲となり、1400人以上が負傷しました。

また、このクーデターに関与した8人の集団は、ヘリコプターを盗用しギリシャへ逃亡しました。これら容疑者とヘリコプターの返還に向けて必要な措置が取られています。

このクーデターの試みは、フェトフッラー・ギュレン・テロ組織(FETO)により企てられたとが確信されました。トルコ政府は、すべての同盟国や連携国に対して、このテロ集団とその指導者フェトフッラー・ギュレンの本当の動機について累次にわたり情報を提供してきました。このクーデター未遂事件は、FETOが引き起こす危険の真相を明らかにする最新の犯罪行為であります。

トルコの大統領、首相、政府、トルコ大国民議会議員、そしてトルコ国民は、ともにこのクーデター未遂に対抗し、民主主義と法の規定に従ってこの企てを挫折させました。

テロリストは、法にもとづいて処罰されます。

19.7.2011

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